食べることがだいすき。
ただし、おいしいものに限り。
女子は総じて食べることがすきだ。
行きたい店であるならば、好きでもない男とだって「食事くらいなら」とついて行くだろう。
しかし女子はすきでもない奴との食事がどれだけ味気なく、退屈であるかを経験を通して知っている。
不毛なことだとしりつつ、食い意地だけで食事に行き、なんだか物足りない充たされなさを感じては、「まぁ奢りだし、おいしかったけどね」とさらに不毛な<良かった探し>を始め、果ては帰りのコンビニでその充たされなさを埋めるべくたいしておいしくも食べたくもないデザートを買って食ってしまったりするのだ!
そして摂取したカロリーに悔恨の念を抱き、無駄に激しいワークアウトに励むのだ。
…これは精神衛生上よろしくない。
おいしい食事=幸せ
という図式が微妙に歪み。
おいしい食事+退屈(もしくはウザイ)相手=なんだか充たされない感じ=微妙な不幸せ
となってしまうのだ。
だから女子は気の合う友達同士で、おいしいお店の開発(食べ歩きだ!)を盛んに行ったりする。
非常に健全である。
なぜすきな男と行かないかなど愚問だ。
おいしく食事をしながら女子トークをくりひろげるなければならないからだよ。
おいしいもの食べて、悪口言って、男の話すんの。
たいていの男は引くね。
ドン引きね。
わはは。
今日の本は三田にあるコートドールの斉須シェフの本。
私はこの本を読んでコートドールに行った口。
行った二度とも女友達と行きました。
コートドールはおいしい料理を出す店だ。
料理はどれもすげい素直な味。
素直で、シンプルで、でも丁寧に作ってあるのがすごくよく分かるの。
おいしい“ごはん”をいただきました、と素直に感謝したくなるような味だ。
おいしい料理にワインが進んで会計で冷や汗をかくのと、場所と、店内のテーブルの配置(つーかデザインやっぱ場所?)を除けば最高だよ!
意外と胃弱は私ですが、ここコートドールのフレンチでもたれたことはございません。
本もね、料理同様シンプルで真摯な感じ。
読んだら「ああ、この人の作った料理を食べてみたい」と思わせる力がある。
それはきっと斉須シェフの料理に対する情熱に読み手が触れてしまうから。
真っ直ぐ、純粋、情熱、とかって人を吸引してしまうよね。
アツイの苦手、とか言っててもさ、ひとたびそれに触れてしまえばその渦に巻き込まれてしまってもいいと思わせる何かがあるよね。
良書だ。
とかなんとか言っても、一番のオススメはコートドールに行っておいしい料理を食べること。
おいしいさは本に勝る。