日常生活や読んだ本の感想等々。
空の中 空の中
有川 浩 (2004/10/30)
メディアワークス
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迂闊な友人がいます。

私も大概迂闊な人間なんですがね、それをはるかに上回ります。
先日も迂闊なことをしておぶおぶしていたので酒を酌み交わしました。
もうこの年になってくるとさ、アレだ。
素面で反省とか出来ん。
だって
「穴があったら生き埋めになりたいっ!」
とか言い出すに決まってるから。
いい年こいた大人が布団の中でそんなこと絶叫してみ。
引くから。
家族すらもドン引くから。
そっとされるのって意外と辛いから。
数年前から出来ることならこの迂闊さを笑ってほしい、っていう心持で生きてる。





今日の本は、『空の中』です。
読みやすいし、悪い人間が出てこない。
そのうえ傷ついた少年少女がピュアーにいじましく頑張る。

まず、
文章が重くないってのがいい。
小学生とか中学生とか夢中で読めるんじゃなかろうかね?
軽くざっと読め、それでいておもしろいってのはいいね。
大人が読み、そして子供にこの本おもしろいよ的なこと抜かして本を薦める場合、こういう本だと子供の食い付きがいいんじゃなかろうか。

空の中にいた“白鯨”に唯一の肉親を奪われた少年、似た境遇にありながらもただ冷たく孤独な道を突き進む少女。
心を添わせ頼りにする存在の有無が、進むべき道を険しいものにも易きものにもする。
瞬に佳絵がいてよかった。
宮じいがいてよかった。
差し出した手を実の母親に拒絶された真帆の傷は、大人になっても癒える事は無いんだろうなー。
その傷を殺し、いなすことを覚えた時、やっと真帆は人を支配するのではなく対等な人と人して付き合うことが出来るんだろうね。
でもそれが出来た時、真帆はもう子供ではいられない、つーね。
そんな大人のなり方する子供哀れだな。
悲しい子供は嫌いだよ。

高巳と光稀のカップルはとてもほほえましくてよい。
かわいい。

テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

ドリームバスター 4 (4) ドリームバスター 4 (4)
宮部 みゆき (2007/05)
徳間書店
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ボーナスが出、盆休み(にしゅうかんあるよ!ひやっほう!)が決まり、あげた原稿の完成雑誌が次々と届き、もうなんていうか夏休みを待つばかりの日々です。
印刷屋が盆休みになる前にもういっこ入稿するだけだ。
楽勝ぽんち。

もう顔がゆるんどる。
口あけっぱなし、みたいな。
遊ぶと盛り上がるし、ビールは旨いし。
いやー、夏って本当に良いですねー。
たーのーしーいー。



たのしい夏にも根暗に本を読み続けている。
これはこれでたのしい。
インドアの楽しみは本にあるね。
今日の本は宮部みゆきの『ドリームバスター4』です。
…おお。
もう4冊目か。
シェンはいつ母ちゃんと決着をつけるんかなぁ。

この4巻はマッキーが悲しい感じでしたね。
大衆娯楽なエンターテイメントの中にピリッとした悲劇。
こういうのが人の気を引くんでしょうね。
川柳とかでもおかしさの中に滲むそこはかとない悲しさ、とかがミソなんでしょ?
日本人はみんなこういうのが好きなんだろうな。


テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

図書館戦争 図書館戦争
有川 浩 (2006/02)
メディアワークス
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だんだんとブログを書くことから足が遠のいている気がするよ。
あばばばば。

東京は雨です。
寒くていやになります。

今週末は友人の結婚式なのだが週間天気予報によると雨降るみたいね。
いやだなぁ。
新しい靴おろそうとしたのにー。
いがいと縁起をかつぎながら生きてるんですよ。
他にかつぐものないからね。
(たまに人をかつぎますけど。たまにですので数に入れません。)
セットした髪とか崩れたらいやだなぁ。
そんなに降らないことを祈るよ。
なんにしたってさ、
冬の雨ってきらいよ。



今日の本は『図書館戦争』です。

としょかん!
よく使います。
仕事の調べ物とかでも使うし。
足を向けて寝られませんよ。
しかし、
最近の図書館は便利ですよね。
ネットで予約も検索もできるし。
図書館の索引首っ引きで調べ物をしていた大学時代がなつかしいお…

題名を見て、どないな戦争じゃ。と思って読み始めたのですが、いけすかない(つうかありえない)制度が確立された世界を描いたファンタジーでしたよ。
愉快な話。
でもさ、本が規制される世界、というのを思うと怒りをこえた感情が生まれるね。

本を燃やす国は人を燃やす

という諺だか格言だかは的を得た言葉だな、と。



この本の巻頭にね“図書館の自由に関する宣言”ってのが記してある。

図書館の自由に関する宣言
一、図書館は資料収集の自由を有する。
二、図書館は資料提供の自由を有する。
三、図書館は利用者の秘密を守る。
四、図書館はすべての不当な検閲に反対する。

なんとも勇ましく、本好きの涙腺を潤ませるような宣言だと私は思ったんですよ。
つうかなんかハタチを過ぎたあたりから涙もろくなってね。
なんだろ、咲いてる花をみても泣けてくるんですよ。
この話を友人にしたら「嘘つけ!」と怒鳴られましたよ。
怒鳴らんでもいいのに…

まぁいいや。
教科書に墨を入れていた時代をみることなく育った私は幸福である、とひしひし感じる宣言であることは間違いないな。
内容もね、おもしろかった。
文章が読みやすい。
『図書館内乱』も続けて読んでしまったから寝不足ですよ。

私も図書館でおうじさまに出会えないかしらー。
るらら〜。
けけけけ。
『図書館危機』はまだ手をつけてないので読むのがたのしみ。

そのまえに仕事を…しなく…ては…(喀血っ!)
ははは。

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雷の季節の終わりに 雷の季節の終わりに
恒川 光太郎 (2006/11)
角川書店
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仕事をひとつ引き受けたら仕事の資料とともに大量の化粧品をもらった。
その中にアユーラのアロマバブルバスがあったのでうほうほしたよ。
泡風呂はたのしいなぁ。
産廃を流し込まれた海のごとく泡が立つ湯船に浸かる悦楽のひとときでありました。
しばらく楽しめそうなのでうれしいなり。
ちょうどなくなっていたディグニータのマスカラも一緒にもらったのでうれしかったよ!
このマスカラはよい。
私はあまりマスカラが落ちない感じのまつ毛の生え方をしておるのだが、このディグニータを使うとサウナに入っても落ちん…
むろんクレンジングをすれば落ちるのだが、この落ちない感じは特質に値すると思うじょ。
使えるマスカラだー。
しかし4,000円はちと高い。
ので、もらうとうれしい。







今日の本は、恒川 光太郎著『雷の季節の終わりに』です。

酔わされました。

『夜市』を読んだときに、(あ、この人の本は出たら必ずまた読もう)と思っていたのですが、この本を読み、(また次が出たら必ず読もう)と思ったよ。

視覚をここまで刺激する小説ってのは少ないんじゃないかな。
その情景が浮かぶ、って本はあってもさ、実のところ夢の中のようにぼんやりとつかみどころがない。
ソフィアコッポラの映画のように白っぽい画面、広がる光、フェイドアウト、って感じで、きれいでよいのだがなんとも現実味がなく足が地面につかない感じ。

でもこの人の小説を読むとあざやかな原色が眼前に浮かび上がるみたいだ。
それはとても印象的であり、強く心に焼きつく。

内容はそれこそ幻想的なフィクションの世界なのにね。
ありえない、本当に自然界に存在する色なのか?と疑いたくなる原色のさんご礁や、南国の魚。
そんなものは一切登場しないのに、そんな人の心を持ち去ってしまうような存在感を放つ色がこの人の小説を読むと広がる。

不思議な小説です。





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夏の日のぶたぶた 夏の日のぶたぶた
矢崎 存美 (2006/08/09)
徳間書店
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さいきんのこと。

ついうっかり買ってしまったDSライト。(しばらく放置していた)
回りの人間に何が面白いのか、と問いようやく購入したソフト「おいでよどうぶつの森」に見事籠絡された。

最初はなにが面白いんじゃ、こんなもん。と思ってやっておったのだが続けているうちに非常に楽しくなってきた。
なにより操っている主人公が死なんのがよい。
ゲームのできない人間でも楽しめるつくりとなっているのがよいね。

しかしこのゲーム、
時間がちゃんと流れているらしく、遊ぼうと思いゲームを始めると(まだおきてるの〜?)やら(あしたつらいぞ〜)とか動物どもにいわれてしまう。タヌキの店も服屋も店仕舞をしている。
私の活動時間とどうも合わないらしい。

で、
朝の通勤時間に使っていた読書時間をどうぶつたちに奉げてみた。
みんな活発だ。
お店も開いている。
たのしい。

本を読む時間はしばらく夜だけになりそうだ。





今日の本は『夏の日のぶたぶた』です。
ハートフルなファンタジー、つーか子供向けの仮面をかぶりつつもささくれだった心を持つ大人に読めと無言の圧力をかけてくるような内容の本です。
あまり押し付けがましさがないのですんなり読めはしたな。


つーかこの本続き物だったのね。
1作目の『ぶたぶた』を先に読め的なことが書いてあるわ。

それにしても、
著者の本編よりもあとがきの方に心を動かされたな。
こういうのって微妙よね。
本編が悪いわけではないけれどもあとがきの方が心に残るってのはさ。
まぁしかし、デザートがおいしいからこそコースが締まるってもんよね。


しかし、
何もかもを取っ払ってしまうようなリーサルウェポンな“あとがき”を持つものを世の中にはあるのよね。

これは映画ですが、私の中の“あとがき番付”のトップです。
そのトップオブあとがきは『キャシャーン』です。

緩急があり成立するのが映画、つーのをまるっきり無視した、1から10まで見所満載のビデオクリップのような撮り方をした暑苦しい映画であった。
駄作だ!と叫ぶほどではないと思ったが、いかんせん勢いで見せるには長過ぎ。
長いものを人に見せるのであるならば、引きを作らんと色気もそっけもないものになっちゃうもんね。
と、
思っていたところでヨメの歌うエンディングだろ?


本編いらねーじゃんコレ…


と思ったのは私だけではないはずだ。
この歌には映画で言いたかったことがすんなり、暑苦しくもなく、人の心に伝わるようにはいっていたものね…

皮肉な話だけど才能ってアレだね。
ものすごくはっきりしたものなんだね。
プロの世界で、ここまであからさまに才能を見比べることって稀ではないだろうか?


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無節操な本読みです。
たぶん口が悪いです。

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