日常生活や読んだ本の感想等々。
クレイ クレイ
デイヴィッド・アーモンド (2007/07)
河出書房新社
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どうでもいいけど
二十歳過ぎたあたりからブルースプリング特有の羞恥心が薄まっていくのっておおっぴらに酒が飲めるって事実に関係してると思う。
高校の頃はノリとかそんな感じで酒飲んでた。
若さ特有の格好つけで飲んでる、ってのの方が大きかったもんなぁ。
つうか酒に酔う理由が無かったし。
十代ってもう常に酩酊してるようなもんだものね。
アルコールなんて取らんでもいつでも自家中毒起こせます、みたいな。
酒飲んで浮かれて調子乗り過ぎて、とかはあったけどさ、潰れてる奴とか酒に飲まれて暴れてる奴とか見るとすげぇ冷めたし。
今思うとあのさっと瞬時に冷める心も若さ特有のものなんだろうなぁ。
何なんだろうなアレは。
いまだに分からんよ。

今は潰れた人には暖かい目を向けるようになったし、酒の席は荒れれば荒れる程にたのしい。
けけけ。
大人になってから冷めてる、とか冷たいとかまったく言われんようになったなぁ。
言われまくってたのがパタッと止んだ。
十代の私が今の私を見たらばものっそい冷めた目で見られるのかも知れんなぁ。
はは。
それは愉快。






今日の本は『クレイ』です。
デイビッド・アーモンド!
わーわーわー。
すきよ。(本によるけど)

教会のワインをくすねて飲んでも告白して懺悔すんのね。
そんな子供たちが出てきますよ。
小さな悪事を重ねながらも明るい日差しの中に少年たちは生きています。
かわいいよ。かわいい。
少年独特の照れや斜に構えた感じなんかもあるんですがね、スレてないから!
失われてしまったのか、元からそんなもん無いのか、でもその空気になつかしさを覚えてしまいますよ。

しかしある少年の出現により、世界は色を変えていきます。
泥人形に命を吹き込み動かす少年。
少年の生み出した、クレイと名付けられたモンスターは一体何の象徴なんでしょうかね?

結構な緊張感で進む話の中で唯一その存在色を変えないのはクレイジーメアリー。
狂信的ともいえる彼女の存在は本書の中である意味光だ。
『火を喰う者たちの』の狂人マクナルティーと同質の神々しさを感じたな。

ラストがとてもうつくしい。

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空中スキップ 空中スキップ
ジュディ・バドニッツ (2007/02/22)
マガジンハウス
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どうでもいいけど、
酒醒まそうとしている人間の顔と、煙草ふかしてるときの人間の顔ほどアホな面ってないと思うんですがどうなんでしょうか?
酒を醒ます=という時点で冷静な判断が出来ない状態、ここから垂れ流される無防備さ。
煙草をふかす=油断をしている、ここから傾れ出る無防備。
これがどうにもならん馬鹿っ面を生むのでしょうかね。
“煙草吸う姿が格好良い”人はアレだ。ナルだと思う。
もしくはあばたもえくぼな感じでベタ惚れしてるか。
そうでもなけりゃ外じゃ絶対油断とかしないキリキリした奴だ。きっと。

無防備な体はエロだけれども、無防備な顔は大人がやったらただの馬鹿面でしかない、という例ですね。
酒も煙草も控えめに。



今日の本は『空中スキップ』です。
翻訳ものをある時期ものすごい勢いで読んでいたけれども、最近それが収束してきた。
久しぶりの翻訳ものの短編集だー。

なかなかに黒くておもしろかったな。
チア魂とかがね、なんかチアーズとか思い出したわ。
なんなんすかね、あの情熱。
未だかつてあんな情熱をもって息したことないや。



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火を喰う者たち 火を喰う者たち
David Almond、デイヴィッド・アーモンド 他 (2005/01/14)
河出書房新社
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なんですかねー。
この物語。
びっくりするくらいに真摯な祈りの物語だ。
大人が書いた物語なのにね、子供の真剣な祈りがこんなに読み手に伝わるなんてね。
すごいや。


この人の書く物語にはさ、ひたすら真っ白な子供が登場するよね。
ヘブンアイズやケリーアン…彼女たちはもちろんのこと、その他の子供たちもね、本当にきれいだ。

誤魔化す、という概念すらないように見える子供たちの姿はまるで鏡のように読み手の心を映し出す。
この世界に生きている人間ならば誰もが誤魔化すということを学習し身につける。
そりゃあもう都合よく自分の心など誤魔化すよ。
だって無駄に傷ついて暗くなったりしたくないからね。
私はよく心がないとか、いいかげんとか、どの辺あたりに真意があるのか分からんと言われますが、これはたぶん色々誤魔化しすぎた弊害なんでしょうね。
別にこれでよいと思っとるので問題はないが、この『火を喰う者たち』のような本に出会うと自分の核だと思っている部分が揺れるので困るね。
揺れた反動で青臭いこととか口にしちゃったらどうしよう、とか思うわよ。
あぶない あぶない。




狂人マクナルティーはきっと誤魔化したりすることのないまま大人になったのだろうなと思うよ。
そう思えばマクナルティが狂人になるべくしてなったのだということが理解できるな。

狂った世界に順応できるほど器用でもずるい訳でもない、そんな人間は狂ってしまうしかないのだろうかね。
折れることのない純粋さを持つ故の苦しみは、狂ってしまうことでしか解決できないのかしらね。

自分を壊してまでも世界に挑もうとするマクナルティーは果たして滑稽なだけなのだろうか?
答えは否、彼は火のように神々しい。
少なくとも私の目にはそう映った。
そして悲しいほどの純粋さが胸に詰まる。


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淑やかな悪夢 淑やかな悪夢
シンシア・アスキス他 (2006/08/30)
東京創元社
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あっ!!!!!!




ちゅーまに11月ですよ。
はやすぎる…。
一年がはやすぎる…。
首のひとつもくくりたくなっちゃうな。
あはは
うふふ
えへへ
あー、駄目だ。
時間の流れがはやすぎる。
こわい!


つーことで、暑い時は辛いもの。こわいときはこわいもの。
恐怖小説集『淑やかな悪夢』を読んでみた。
12人の女性作家による短編集。
短編集って切りがつけやすいし、文章が簡潔だからすきなんだよね。

がきっ
ぼきっ

っと、カイロプラクティックで骨を鳴らされてきた昨日、(骨盤が歪んでいて、右足が左に比べて短いらしい。ちんば…)寝る前に読みました。
なんつーか
そんなにこわくなかったけどさ、夢見が悪かった。
すきだった男が出てきたり、
宝くじで3億円当ったかと思ったら勘違いで3百円しか当ってなかったとかね。
なんだか知らんがしゃかりきになってホッピングしてたり。
わけ分からん。
夢見て疲れちゃったよ。
あはは

あーそれにしてもはやいなぁ。
来月は師走ってアンタ!



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「少女神」第9号 「少女神」第9号
フランチェスカ・リア ブロック (2000/02)
理論社
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9本の短編が収められたこの本は作品ごとに文字の色が違うの。
少女たちのセックスやドラッグを扱った内容が、ピンクやブルーの優しい色の文字で砂糖菓子のようにコーティングされている。
胸をかきむしりたくなる痛み抱える少女達の姿に淡い憧憬を覚え、泣きたくなる。

この本はね…
だいすきなんだよー。
本当にすき。
無条件降伏!って感じ。

なんだろなー?
ちょっと見シナリオのト書きみたいな文体なのにね。
行間からは少女が送る思春期特有のキラキラしたもの、ジリジリと焦げるようなものが匂ってくるのよね。
夏の暑さにやられてしまった酩酊感に少し似ている。

「ブルー」や「マンハッタンのドラゴン」もすきだけど、一番この本の中で思い入れが強いのが「レイヴ」。
ヒッピー世代の親に名付けられたのであろう、レイヴンという名前を持つ少女に恋をし続けた男の子の話。
なんかさー、
このレイブがさ、友達に似てるんだよね。
レイヴはドラッグのオーバードーズで死んじゃうから死に方は違うんだけどさ。
本の中のレイヴ同様、魅力的だった彼女の死を思い出して悲しくなった。
最後の「ロックスターなんてレイヴの涙の海で溺れて死んでしまえばいい」で怒涛のように泣いてしまったわよ!
きぃ!

しかし、
タイトルの“少女神”ってうまいなーって思う。
この本の中の少女たちは永遠に少女のままだ。
永遠の少女に読者はおいてけぼりを食らうのだよ。
少女にどこかへいざなわれるのを待った少年だった男も、軽やかな少女たちを羨望のまなざしで見ていた少女だった女もね。

傷つけば脆く崩れてしまう。
傷つく事に鈍感になりさえすれば、スムーズに、手っ取り早く大人になれる。
よろよろと歩を進める私たちは、薄い切り傷をつくるたび、その大人になる直前のひと時を振り返る。
歩き続けているのは私たちのはずなのに、本の中の少女たちに置いてきぼりを食らった気がするのは何故かしらね。
手の届かない憧れ、失われてしまった痛みや願い、これらを一身に背負った少女こそがGirlGoddessであり、いつも胸の中にあって求めつづけてる神様みたいな存在だからかしらね。
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Author:jamilam
無節操な本読みです。
たぶん口が悪いです。

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