今日の本は『熱血ポンちゃん膝栗毛』です。
はじめて山田詠美を読んだのは高校の生のとき。友達に借りて『色彩の息子』を読みました。
とてもよかった。
で、
それ以降、だいたい大学の半ばくらいまでエッセイを含めて山田詠美の本をさくさく読んでました。
が、
あの頃読めたエッセイがここんとこどうにも読めん。
小説は読めるが、エッセイがね、おもしろく読めなくなってしまったのよ。
なぜかしら…?
すきだったのになぁ。
あたいが年食ってへぇー、と受け入れられなくなってしまったのか、老いた山田詠美の日常を痛く感じてしまうのか、
どっちもなんだろうけどさ、
彼女が贅沢に感じると語っているものに対して、妙な違和感を感じてしまうのよね。
書くことが仕事でメシの種だから、「わざわざ書いている」のだろうけれど、それがどうにも鼻につく。
別に長い店名を持つ飯屋があったっていいじゃない。
外国の文化文明が入ってきた時点で、それはその国に合わせて変質するのだと思うもん。(それがいいかわるいかは抜きにしてな。)
外国で日本語の意味不明なカタカナ、漢字がカッコイイと思われていたりすることしかりだ。
変質したものはその国でひとつのカルチャーに育つんだと思う。
育たなけりゃ自然に消えるだろうし。
その程度のことだと思うわ。
はずかしいくらいのオシャレな店だっていいじゃない。
そういう店に行くのは気恥ずかしくてカッコワルイとか思っているよりもさ、どんな店でもその店のコンセプトに合わせて振舞える人間のがスマートだし、素敵じゃないのとか思う。
俺流私流?みたいなこと抜かしてさ、いい店に小汚い格好で来たり騒いだりするのはうんこだ。
その店を貸しきる財力があるならばなにも言わんがな。
エルメスのスカーフをわざと洗ってしわくちゃにして使っている、という記述があるがこれもどうなのかしら?
…逆にビンボくさくないか?
ちゃんと美しいしわ加工が施された布ではないしわって…
ただのしわじゃん!!!
いい年した女がしわくちゃのスカーフするなんていや!
しかも運動靴(スケッチャーズっていいの?)履いてたら…
2千歩くらいゆずってマロノ履いてたらいい…かな…?
どうだろ?
どうでもいいけどさ、靴の汚い女って下着が汚そうでいや。
特にそれが運動靴だと顕著だ。
いつでも運動靴!元気っ子!自然体! みたいな女はどうもな。
あと、
アメリカが彼女の中のカッコイイアワードのトップに君臨しているから仕方ないのかも知れんがさ。
アメリカと比べるなよ。
比べてどーする。
と言いたい。
911の後、キモイくらいの愛国心を無言のまま国民に強要した国だぞ?
テロの後、色付き人種らは誰も彼もが「I LOVE NY」とか書かれたTシャツを着たり、缶バッチをつけたり、挙げ句つけてない人間に対して「お前はテロリストか!?」と食って掛かったりしていた。
おかしいだろ。
多民族国家で、肌の色が違う人間が集まってんのが前提として成り立っている国なのにね。
それが仲間をも疑うというね、無秩序さ。
しかし、
疑心暗鬼にもなるわなぁ、とも思ったけどね。
誰もツインタワーに飛行機突っ込むなんて思わんし。
まぁ、直後の混乱で肌に色のついた人間に対しての偏見が強くなっていたというのと、愛国心をこれでもかというほどアピールしなくては生きていけない、ということもあったのだとは思うがさ、あの国はどっかしらおかしいなと思うのも事実だ。
すげぇよ。殺されるかと思うっての。
缶バッチなんかつけられるかっての。
美意識に反するわ。