日常生活や読んだ本の感想等々。
武士道シックスティーン 武士道シックスティーン
誉田 哲也 (2007/07)
文藝春秋
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ガオーさん。
私的に今年の夏で一番こわかったのは成樹さんのガオーさん。
まさに視覚の凶器。
黒ビキニのケツんとこにピンポン玉(オレンジ色)をつけて大の男が


「寝ない子はどこだあぁぁぁぁっ!」


と叫ぶ。
これはこわい。
子供でなくてもトラウマになる。
顔のメイクもアレだ。
マリリンマンソン的だったし。
大人も確実にびびる。
完全無欠の変態に見えた。
それってすごい。
ガオーさん無敵。
無敵艦隊ポチョムキン。





今日の本は『武士道シックスティーン』です。
十代の少女たちの青春剣道物語ですよ。
なんていうか防具のかもす、あのものっっそいニオイとかが行間から漂ってきますよ。

昔近所の子が剣道習ってんのみてさ、私もチャンバラやりたいって親に言ったら、

「剣道なんてやめとけ!夏場の防具なんて臭くて目が溶けるぞ!」

と父親にマジ止めされた。
剣道の防具スメル(という名の兵器)を身をもって知ったのは高校生になってからだ。
父が頑なに剣道を拒絶していた気持ちが痛いほど分かった…
あはは。


それにしても、
いいね!
ブルースプリング!
若い子が悩む姿とか書かれた小説とかすきだなー。
もうニヤニヤしながら読んでしまう。

本書の主人公は新免武蔵を師と仰ぎ、斬るか、斬られるかの判断でもって人生を送るハードボイルドな女子です。
生き方に迷いが無いから着実に自分が強くなる道を選択して進む。
そんな彼女がまったく正反対の剣を振るう女子と出会い、迷いや疑問を心の奥から浮上させ、弱さを知り、新たな成長を始める話です。
性格もまったく反対でありながらお互いを認め合い、頑なな心を解いていくというね。
まさに青春物語って感じ。

テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

ジェネラル・ルージュの凱旋 ジェネラル・ルージュの凱旋
海堂 尊 (2007/04/07)
宝島社
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夏休みが終わってしまいましたよ。

抜け殻のようですよ。
つーかライト廃人?みたいな。

あー
あー
あー

あーあー言っても終わってしまった夏休みは戻ってきません。
そんなこと、
大人だから分かってんだって。
でもね、
だからこそ縋りついて叫びたいっ
わーわーわーわー!

どうでもいいけどブルーハーツの『わーわー』って歌好きだな。
わーわー!もうどうしよう!すっげえ声の歌聞いちゃった!
みたいな感動と驚きが短い曲の中に詰まってる感じがする。
“剥き出しの百万ボルト”で“風に揺れるタンポポだ” 
って、なんだそりゃ。
どんだけ荒々しくてピュアーな憧憬だよ。
わはは。
ジャニスジョップリンの歌を初めて聞いた子供の心ってこんなかな、と想像してしまう。




今日の本は『ジェネラルルージュの凱旋』です。

前作『ナイチンゲールの沈黙』が微妙にファンタジー路線でどうなんだ?これ。とか思ってたのですが、ここに繋がってきてたのね。
なかかなおもしろかった。
将軍・速水は格好良いしね。

医者嫌いだけどドラマとか本で読む医者とかは良いなぁ。
ERとか好きだし。
なんか実家帰ってケーブルみると、MTV、スペシャTV、アニマルプラネット、海外ドラマチャンネルばっかみてるな。
海外ドラマチャンネルでもみるのはERくらいだなー…
あ、
昔は、カサンドラ愛と運命の果てに を楽しく見ておったな。
カァッサ〜ンドラァ〜♪
みたいなOP曲をいまだにインチキスペイン語で歌える。
探偵ナイトスクープのOPをなんとなく歌える感じにとてもよく似ているな。

どうでもいいけどPVばっかみてたから新しい歌とか結構覚えた。
リップスライムのビデオクリップが浮ついててどうにもとてもかわいいかったな。
セクシーなおねいちゃんたちのきわどい水着がとても夏でよい。




テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

ボビーZの気怠く優雅な人生 (角川文庫) ボビーZの気怠く優雅な人生 (角川文庫)
ドン ウィンズロウ (1999/05)
角川書店
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擬似家族、
こういう関係性を持ったものって結構好き。
大学のときの専攻科がまさに擬似家族であったな。
嫌でも4年間同じとこにいると自然とそうなっていくんかなぁ。
朝から晩まで顔合わせてて、実の家族なんかよりよっぽど長くて濃い時間を過ごすからかなぁ。
人数も少なく年齢に幅があったからか、それぞれが納まりの良い役に落ち着いていたな。
母さんに父さん、帰ってこない兄に出戻った姉、頼りにならない次男に家に寄り付かない次女、、、、
私は何をしでかすか分からない末っ子として扱われていました。

アトリエで飯を作っちゃ食い、酒盛りをして、何か困ってる子がいたらみんなで引っ張りあげる。
その関係性に“擬似家族”なんていう名前を与えちゃってる時点で気色の悪いと思うんですがね。
名前があるからこその居心地の良さ、ってのがありました。
いつかは解散しちゃうのが擬似家族だもんな。
本物の家族にはならないからこその距離感とかね。
いまだに、元・擬似家族の面子とはちょいちょい合って酒飲みますよ。
全員が揃う事は二度とないんですけどね。
このさみしさも擬似の分だけ薄いのかな。





今日の本は、なんとも愛しい擬似親子が登場する、『ボビーZの気怠く優雅な人生』です。


服役中の刑務所でティムカーニーは正当防衛(でも殺しちゃ困るの目に見えてるからもうちょっとどうにかできんかなぁ)で、悪い子ちゃんチームのメンバーを殺しちゃうのよね。
で、
塀の中で命を狙われる羽目になるのよ。
こりゃ困るわ。
逃げ場所ないからなんもせんかったら殺されるの待つだけだわ。
さて困ったぞ、ってとこで話が動きますよ。
麻薬取締局がティムに取引を持ちかけます。
南カリフォルニアの伝説的サーファーで麻薬組織の帝王“ボビーZ”の替え玉になれ、とね。

ティムカーニーは海兵隊あがりの冴えない落ちこぼれのこそ泥ですけどね、見てくれがこのボビーZのそっくりなんですよ。
この半端者の男ティムが、もう敵ばっか!みたいな状態の中、危機を乗り越えていきます。
うほほ。
いいね。
しょうもない人間ががんばる話好きよ。
このティムもへなちょこなのに憎めなくて良いんだが、何より良いのがキットですよ。

ボビーZを父親だと思っている少年キットの存在が良かった。
大人っぽい9歳のキットと、どこか大人になりきれない男ティムとのやり取りが、この作品に垢抜けない優しさを与えてるんだな。
父親でもないのに終始“父親”として振舞うティムの姿が滑稽なのに真摯でね。
息子でもないキットを救い出すために死地へと向かうティムにぐっとくるよ。

スピーディーな展開で読みやすいので夏の暑い日の読むのにぴったり。おすすめ。

テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

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Author:jamilam
無節操な本読みです。
たぶん口が悪いです。

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